手を動かすと、頭が休まる。夜の編み物時間

life

1日の終わり、疲れているはずなのに、なぜかスマホを見てしまって
気づけば夜が更けている…そんな日がよくありました。

頭も心も休まらず、寝つきもなんとなく悪くて。
「もうちょっと、やさしい夜の過ごし方がしたいな」と思っていたときに、
ふと手に取ったのが、編み針と毛糸でした。

今では、夜にほんの少しだけ編み物をするのが習慣になりつつあります。
静かな時間に、手だけを動かしていると、
不思議と、頭の中が静かになっていくんです。


毛糸が手の中を通る感触。
一目一目、丁寧に重ねていくと、だんだんと頭の中のざわざわがほどけていくような感覚になります。

考えごとでいっぱいだった心が、ゆっくり静まって、
気づけば自然と呼吸も深くなっていたりして。

手を動かしているだけなのに、心が整っていくのがわかる。
編み物によって達成感、そして編み物をすることで電子媒体から離れて集中することができます。

編み物って、もちろん慣れるまでは難しい部分もあります。
最初は目を飛ばしたり、編み直したり…失敗もいっぱいしました。

でも、そんな不器用さも含めて「まあ、いいか」と思えるのが、
この手仕事のいいところ。そしてすぐやり直すことができるのが編み物のいいところ。

上手に仕上げることが目的じゃなくて、
“今日も少しだけ編めた”
そのこと自体が、なんだか嬉しいんですよね。

一目ずつ積み重ねた分だけ、自分のペースで形になっていくのが心地いいです。

編み物をするようになって、
寝る前にスマホを触る時間が自然と減りました。

ブルーライトを浴びずに、柔らかい照明の中で手を動かすだけ。
頭が休まって、眠りが深くなった気がします。

忙しかった日こそ、スマホから離れて編み物に集中する。

スマホを見ることで心が疲れることもありますよね。

だからこそ、

たった10分でも、その日の終わりを丁寧に過ごせると、
翌朝の気分まで、ちょっとだけ整っている気がします。

編み物は、ただ何かを“作る”だけじゃなくて、
自分と静かに向き合う“時間”をくれるものだと思っています。

完璧じゃなくていいし、毎日じゃなくてもいい。
手を動かして、頭を休める。
それだけで、心が少しずつ整っていく感覚があります。

あなたは、1日の終わりにどんな風に過ごしていますか?
よかったら、あなたの“夜のリセット時間”も教えてくださいね。

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